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VMware Player を使うホスト OS が Windows XP、ゲスト OS に Fedora Core 6 を選択した。 インストール手順
おしまい。 VMware 関係の環境設定ホストOS は何もすることがない。 ゲストOS に VMware-Tools を導入すると快適になる。 VMware-Tools は VMware Server のインストールパッケージに入っているので、 これ(の無料版)を拾ってくる。 Linux 版の tarball の中に Linux, Windows, Solaris, FreeBSD, NetWare それぞれの iso イメージが揃っているので、Linux 版の tar.gz なファイルを拾ってくる。 tarball を解凍し、vmware-server-distrib/lib/isoimages/ の中にある linux.iso が 今回必要なもの。この iso イメージの中に、お目当ての VMware-Tools がある。 VMware Server の tarball をホストOS 側にダウンロードしたのであれば、 インストール時と同じように vmx ファイルを編集してこの linux.iso がドライブに刺さっているように見せる(これでブートしてはダメなので BIOS 設定でCD-ROMブートにしてはならない)。で、ゲストOSを立ち上げる。 ゲスト OS 側にダウンロードしたのであれば、 このイメージファイルをそのまま (rootで) mount すればいい。 # mount -o loop -t iso9660 linux.iso /mnt すると VMwareTools-1.0.3-44356.tar.gz が見つかるので、これを自分のホームなどに コピーする。mount した場合にはコピー後に umount ではずしておくこと。 # umount /mnt Tools のインストーラーがインストール時に /mnt にマウントしにくるため、ここに何かがマウント済だとインストールに失敗する。 # vmware-tools-distrib/vmware-install.pl これで質問に適当に答える(全部デフォルトでよさげ) とインストールが完了する。 ユーザー権限で % /usr/bin/vmware-toolbox --iconify & とすれば(ログイン時に実行するようにしておくとよい)、おわり。 vmware-toolbox --help するとオプションのつづりが間違ってるけど。 導入の利点::
カーネルアップデートなどをしたときには # /usr/bin/vmware-config-tools.pl する必要がある(はず)。 Fedora Core6 カーネル 2.6.22 以降を VMware 上で使う場合参考:VMware 上の Fedora Core 6 で 2.6.22 カーネルを使う場合の注意点について 肝は SCSI ドライバで lsilogic のエミュレートがうまくいっていないのでほかの使えるものにする、と言うことのようだ。したがって、最初から入れるのなら vmx ファイルの該当部分を以下のように変更するだけでインストーラがつつがなくやってくれると思われる。 scsi0.virtualDev = "buslogic" yum update で起動できなくなった場合には、カーネルの再構築が必要になるので、古いカーネルであらかじめ作業してから上記変更をする必要がある。
Fedora Core6 カーネル 2.6.22.7 以降を VMware 上で使う場合ネットワークが認識せずに外に出られない。 VMware のツールが生成するはずの vmxnet が作られないようで認識に失敗している。 /usr/bin/vmware-config-tools.pl してもダメみたい。
これでOKのはず。 Fedora 8 で VMware Player の解像度変更にまつわる問題VMware-Tools を別途入れなくてもマウスが外と中を自由に行き来できる 効果が期待できるようになった。 これはよい。 しかし、逆に vmx ファイルの記述にシビアになったのか、たとえば # Higher resolution lockout, adjust values to exceed 1024x768 svga.maxWidth = "1280" svga.maxHeight = "1024" と修正しないと解像度が 1024x768 どまりになる |